1, データは”真実”です。(※予想や推測ではありません)
昔は消費者の行動やインサイトを知ることが重要でした。マーケターはアンケートやインタビューなどの”調査”をする必要があります。多くの企業は製品や売上、価格を視覚的に比較するためにお店からのパンフレットやクーポン、チラシを集めるスタッフがいました。
必要な情報が得られるまで、グルーピングテクニック(製品やサービス、コンセプトまたはマーケティングキャンペーンに関するフィードバックを話すため6~10人が会議室に集まり市場調査をする方法)をすることに焦点を当てます。おそらくそれは、消費者が何を本当に必要としているのかを把握することはできません。
今日のビッグデータ収集は様々な発端、用途、デバイスなどから集められた情報です。IoTデバイスでさえも膨大な量のデータを提供することができます。ETL(抽出・変換・格納)のような従来のメカニズムやテクノロジーは、もはや大量の情報を取得するのに十分な効率性があるとは考えられません。ビッグデータはテラバイトサイズのデータ収集、ケーブルや空間を流れ通るテラバイト、私たちの手元から低軌道衛星に伝送するために新しい技術やメソッド、テクノロジーが必要です。どのメソッドでもデータ収集は分析またはビジネス目的にミリ秒単位でフォーマットとして処理されます。
ビッグデータは実在するシステムからのものが多いため、データは”真実”であると言えます。
しかし、実データ統計はどこからきているのでしょうか？
生成されたビッグデータの大部分はソーシャルデータ・マシンデータ・トランザクションデータの3つの主要なソースから取得されています。(参照サイト:https://link.mondomarketing.jp/REFDATA1)
ソーシャルメディアデータもまたFacebookやYouTube、Instagramなどソーシャルメディアネットワークでの人的交流によって生成されます。これには画像・動画・引用・文章・オーディオ形式の莫大な量のビッグデータが含まれており、マーケティングや販売、サポート対応にとても役に立ちます。通常、この情報は非構造化および半構造化形式であるため消費と分析に特有の課題があります。この時代、Facebook/LinkedIn/Groupsはより多くのデータ統計をもたらし、他のソーシャルデータ収集内容と比較しながら誰でも利用できるようになりました。
ストリームはモノのインターネット(IoT)およびその他の接続されたデバイスから送信されます。これらは、ウェアラブルデバイス・インテリジェント自動車・医療および産業機器・ドローン・自動ドアロック装置・GPS追跡デバイス・音声認識アプリ・カーナビゲージョンシステムなどからの情報の流れです。情報が届いたら、どのデータまたは情報を保存するか保存しないのか、さらにはどのデータを分析する必要があるのかを決めるなど、このビッグデータを元に分析することができます。
公共データは政府あるいはオープンデータポータルなどの大規模オープンソースから取得されます。その他のビッグデータはセントラルリポジトリ・クラウドリソース・サプライヤーおよび顧客から取得される場合があります。
“実”データの重要性は、正確で具体的な全ての情報を検索で見つけたいときに、検索結果をより高い信頼性やビジネスニーズに対応できるようにすることです。
正しい情報を持つことは、効果的なマーケティングを行う上での意思決定に必要不可欠です。
次回は、データがどのようにマーケティング管理の時間節約に役立つのかについてお伝えします。
お楽しみに！