SEOとSEM両方の効率を最大化する4つの効果的な方法

SEO(Search Engine Optimization - 検索エンジン最適化 )とSEM(Search Engine Marketing -検索エンジンマーケティング )のどちらかを選ばなければならないという誤解がありますが、SEOとSEMの両方を用いて売上を拡大した企業の多くは、両者がお互いをサポートすることができることに気づいています。その結果、売上は一層増加し、どちらか一方だけを行うよりも効果的なのです。

 

1) SEOから検索キーワードを特定する
Googleは、各単語がどれだけの検索を受け、その検索語から発生したトラフィックがシステムを通じてどれだけの効果を上げているかを追跡することができます。
この情報を把握していることは、最適化するキーワードを選ぶときや、SEOの記事を書くときに非常に役に立ちます。
コンバージョントラッキングツール(広告をクリックした後のユーザーの行動を追跡・計測できるツール)は、SEM中にどれだけのキーワードグループがコンバージョン(そのウェブサイトが目標とする成果を上げること)したのか、より多くの情報を提供することができます。

2) SEOで得た検索キーワードをSEMに活用する
しばらくSEOを実施してGoogleの検索結果に表示されているウェブサイトは、この手法の恩恵を受けることができるかもしれません。Googleサーチコンソール (Googleが提供しているインターネット検索の分析ツール)が提供するSEOキーワードのデータを分析することで、ウェブサイトへのトラフィックを増やすためにSEMキャンペーンに組み込める関連キーワードを特定できる場合があります。

3) ランディングページをSEOに使用する前に、SEMのテストを実施する
さらに、SEMでは、ユーザーは必要に応じて広告のランディングページ(検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページ)に修正を加えることができます。またこのテストを通じて、ユーザーはどのランディングページが最もコンバージョン率が高いかを評価するためにA/Bテスト(パターンA/Bに分けてどちらがより良い効果を出せるか検証するテスト)を行うことも可能です。最後に、ユーザーは検索エンジン最適化のためにページを最適化することができます。

4) 検索ページの表示比率を高める
同じ検索キーワードでSEMとSEOの両方を使い且つ両方の部分を同時に表示させることで、そのウェブサイトは検索結果ページで上位に表示されるようになります。その結果、より多くの人がウェブサイトをクリックするようになります。ウェブサイトの信頼性を構築するとともに、ブランディングに好影響を与えます。検索エンジンマーケティングでも検索エンジン最適化でも、ユーザーが検索するたびに自身のウェブサイトが見つかることになるのです。

SEMとSEOが何であるか、そしてそれらがユーザーにどのような利益をもたらすかを知っていただいた上で、双方の重要性をより理解していただければと思います。企業は、この2つの分野に予算の配分を変えて、できる限りソーシャルメディアを活用して効率を高めています。もっと詳しく知りたい方は、問答マーケティングまでお気軽にご連絡ください。SEO対策はもちろん、Google広告、ソーシャルメディア、ネイティブ広告、動画広告など、様々なマーケティングサービスを提供しています。

SEOとSEMの違いは何でしょう?また、どのように併用すれば効果的なのでしょうか?

1秒間に約9万回の検索回数(internetlivestats.comによる)を誇るGoogleは、マーケティングにおいて最も効果的なチャネルのひとつです。というのも、Googleを利用するユーザーは、あらゆるものごとの詳しい情報を得たいと思ったり、自分たちがよく知らない商品やサービスについて疑問を解消したかったりする人がほとんどだからです。Googleで検索したときに、その結果ページに企業のウェブサイトが表示されることは、マーケティング上有益なことです。問答マーケティングでは、SEOとSEMの違い、そして両者の効果を最大限活用するための4つのテクニックをご紹介しています。

SEOとSEMはどのように機能するのでしょう?

SEO(Search Engine Optimization - 検索エンジン最適化 )とは広告費を払うことなく、自然にGoogleに掲載されることである一方、SEM(Search Engine Marketing -検索エンジンマーケティング )はGoogleのページに広告として掲載されることです。SEOはユーザーが何回クリックしても広告費はかかりません。

SEMはどのように機能するのでしょう?

SEM(検索エンジンマーケティング )とは、Googleにお金を払って、Googleのページに広告を表示させる「広告宣伝」を行うことです。広告宣伝は、「クリックされた時だけ広告費を支払う 」という意味のPay Per Click、つまりPPCで行われます。

Googleの広告システムつまりGoogle広告は、様々なウェブサイトからのクリックに対してクリック単価(Cost Per Click)を入札し、誰が広告費を支払うかを決定します。つまり、競争率の高いキーワードの場合、ユーザー側はオークションレートを上げて、競合他社よりも上位に表示させる必要がある場合もあるのです。

しかし、Googleはウェブサイトの品質も考慮します。どのようなウェブサイトでも、品質が高ければ、クリックに対する支払いやCPCレートが低くなる可能性があります。例えば、abc.comというウェブサイトはキーワードで 「ベビーカー」で広告を掲載する場合、クリックごとに18円でCPCのオークションがあるとします。広告が表示されても誰もクリックしなければ、abc.comのウェブサイトはGoogleに広告料を支払う必要はありません。

では、SEOはどのように機能するのでしょうか?

SEO(検索エンジン最適化)とは、広告を出さずにウェブサイトをGoogleに表示させる方法です。ウェブサイトをどのようにカスタマイズ(ページ内最適化 - オンページ オプティマイゼーション)しても、またその他のカスタマイズをしても、それはGoogleのランキングに影響を与えます。それは例えウェブサイト以外(ページ外最適化 - オフページ オプティマイゼーション)にもあてはまるのです。

例えば、とある企業のウェブサイトがGoogleのページに載った場合、その企業はGoogleに広告費を支払う必要は全くありません。オーガニック トラフィックは無料トラフィックとも呼ばれる一方、有料トラフィックはSEMによって生成されます。

例として、abc.comというウェブサイトがGoogleの検索エンジンの最適化セクションで「ベビーベッド」というキーワードで掲載され、誰かが「ベビーカー」と検索してそのウェブサイトをクリックしても、そのウェブサイトのオーナーには広告料は一切かかりません。

次回のブログでは、SEOとSEMを効果的に併用する方法についてご紹介します。

SEO対策、おさえておきたい2017年の予測3

検索エンジンにおける検索結果を最適化するSEO専門業者について話をしたいと思う。

2015年、2016年と買収や合併によって、企業数減少を辿った大手SEO企業だが、2017年は営業形態の2分化が進みそうだ。従来のSEO施工を専門とする企業とSEO専門ソフトウェアの開発・販売を手掛ける企業だ。

注目するべきなのは、SEOソフトウェア。これまで、SEOソフトウェア業界にも大手が数社、参入しているがシェア大きく独占するようなソフトはまだ出てきていないのだ。そんなソフトがSEO界で話題になれば、SEO産業にも変化が訪れそうだ。

2017年には、肩身の狭い思いをしてきたSEOソフトウェアがやっと成熟期を迎えるかもしれない。

4へと続く…

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