CMO(最高マーケティング責任者)のためのマーケティングKPI

 

重要業績評価指標(KPI)は、いかなるキャンペーンにおいても重要です。KPIは、キャンペーンのパフォーマンスを判断し、企業が結果を測定するのに役立つものです。しかし、測定するKPIを選ぶのは少々難しいところがあります。ほとんどの場合、マーケティング部門は、追跡しているKPIとそのパフォーマンスについて、社内の営業責任者やその他の企業のリーダーに報告することが求められます。測定すべきKPIをお探しなら、以下のリストをご覧ください。

ウェブサイト訪問者
自社のウェブサイトへのアクセス数を測定し、訪問者がサイト内のどこに移動したかを追跡することは、重要なマーケティングKPIです。これは、SEOやコンテンツ作成などの取り組みがどれだけ効果的であったかを示すのに役立ちます。MatomoやGoogle Analyticsなどの分析ツールを使用して、このようなKPIを追跡できます。

具体的なKPIとしては、直帰率の測定があります。これは、訪問者がサイトのあるページにたどり着き、次のページに進まずに去ってしまう率のことです。直帰率が高ければ、マーケティングチームはウェブサイトをより魅力的にするよう努力する必要があると考えられます。直帰率が低ければ、それは一般的には良いことで、直帰率の低いページが訪問者にとって魅力的であった理由を知りたいと思うでしょう。直帰率の低いページと直帰率の高いページを比較して、何が訪問者の共感を得ているのかを把握することは常に大切なことです。

クリック率(CTR)
クリック率は、メールマーケティングやデジタル広告マーケティングなどの分野で重要なKPIです。これは、広告やメールを見た人と広告やメールをクリックした人との割合を示すものです。メールについては、メールのタイトルがどれだけ魅力的かを示すことができます。メールのクリック率が低い場合は、メールのタイトルを改善することに注力すべきでしょう。また、クリック率が高ければ、何が効果的だったのかを知る良い機会となります。

オンライン広告の場合、クリック率は広告のコピーや画像・動画がどれだけ効果的だったかを示します。

カスタマー・ライフタイム・バリュー (CLV)- 顧客生涯価値
「顧客生涯価値(CLV)とは、企業との関係全体を通じて生み出される平均的な顧客の収益を示す指標です。」(詳しくはこちら)顧客生涯価値が重要なのは、顧客維持についてのストーリーを語るからです。改善する前には、データポイントを測定して特定することができなければなりません。これは特に小企業にとって重要なことです。小企業はリピーター顧客は決して多くはありません。 CLVは、顧客の価値を数字で評価するために、関係性を構築し、良い生涯経験を積むことが重要になっています。 自社のCLVを知ることで、顧客の行動を予測することが可能になり、既存顧客ベースの維持や新規顧客へのリーチにどれだけの投資をすべきかを判断するのに役立てられます。

その他留意すべきKPI:

– ソーシャルメディアでのパフォーマンス(いいね!、ビュー、リーチ、リアクションなどの数字)
– CPL(Cost Per Lead – コスト・パー・リード)(リードを生成するためのコスト/獲得したリードの総数)
-CPA (Cost Per Acquisition – 顧客獲得単価)
-CPC (Cost Per Click – クリック単価)
-ROAS(Return on Advertising Spend:ロアス – 広告費用回収率) – 10対1(10:1)などと表現されます。
-クーポン利用率 (プロモーション用クーポンを配布する場合)

(詳しくはこちら)

もちろん、これらのデジタルマーケティングのKPIを誰かにチェックしてもらいたい場合、特にAPACで展開している場合は、ぜひ問答マーケティングにご相談ください。

セールスエンジンとしてのデジタルマーケティング – デジタルマーケティングで売上を伸ばす 2/2

2. データ収集とPPCキャンペーンの開始

関連するデータをすべて収集してから、ターゲット層が通常訪れる場所(ウェブサイトやソーシャルネットワーク)に、母国語で広告やPPCを挿入することが重要です。企業が選択するキャンペーンには様々な目標やターゲットがありますが、ここで戦略を止めてはいけません。

3. ウェブサイトの最適化

消費者をウェブサイトに呼び込んで終わりではありません。売上を伸ばすためには、購入の最後まで顧客を確実に連れて行かなければなりません。新しいターゲットを念頭においたウェブサイトの最適化が、大きなポイントとなります。ドメイン名がこの過程の大部分となります。製品とドメイン名を関連させると、顧客に覚えてもらいやすくなります。さらに、ローカライズされたウェブサイトのデザインで、有益で適切に翻訳されたコンテンツをサイトに掲載することも重要な要素です。(翻訳の重要性についてはこちらをご覧ください。)

4. 顧客ロイヤリティ

メールマーケティング(ニュースレター、割引クーポン、プロモーションなどを送る)を利用することは、既存および新規の顧客ベースを活用するための素晴らしい方法です。これらのメールマーケティングキャンペーンをパーソナライズすることは、顧客の心に残り、迷惑メールフォルダに入らないようにするための完璧な方法です。あなたのビジネスは、潜在的なリードを忠実な顧客に変えるような有意義な交流を生み出す必要があります。

5. トラフィックのモニタリングと事前に設定したKOI(重要結果指標)の測定

最後に、マーケティングキャンペーンは、適切な管理と改善・変更なしには効果が持続しません。ウェブサイトへのトラフィックをモニターし、その他のKOI(重要結果指標)を測定すれば、キャンペーンの効果を確認し、適切な変更や微調整を行うことがはるかに容易になります。ここで重要なのはCTR(クリック率)で、広告の表示回数に対するクリック数の割合を測定するものです。

結果を出しましょう

日本市場、中国市場、その他のAPAC市場への参入には、信頼と品質が不可欠です。日本や他のアジア市場でデジタルマーケティング戦略を立てるなら、ブランドがその市場へ参入し、売上の上がるデジタルメディア戦略を立てましょう。アジアのマーケティングスペシャリストとの連携をご検討ください。問答マーケティングには、アジア太平洋地域やこの地域のeコマースに関する深い知識、経験があり、ネイティブのコンテンツライターチームが、お客様のブランドを支援いたします。

セールスエンジンとしてのデジタルマーケティング – デジタルマーケティングで売上を伸ばす 1/2

大企業は近年、デジタルマーケティングの手法を取り入れていますが、この間、中小企業は、新しいマーケティング手法を取り入れることに消極的で、従来のマーケティング手法で満足していました。もはや、ほとんどの企業にとって生き残りをかけて必要となり、好みの問題ではなくなってきています。

今では、この競争の激しい世界で生き残るために、このようなデジタルマーケティング手法に適応しなければならないことを、より一層意識している中小企業がますます増えてきています。それだけでなく、デジタルマーケティングのコスト削減効果にも注目しています。デジタルマーケティングは、多くの企業が考えている以上に手頃で利用しやすいものなのです。

ほとんどの企業のデジタルマーケティング戦略の主な目的は、以下の通りだという調査結果があります。
1)会社の売上を伸ばすこと
2)ブランドの確立と認知
3)新しい顧客層へのリーチ
4)顧客ロイヤリティ(エンゲージメント)の創出

この結果を見て非常に驚いたのは、企業が様々な理由でデジタルマーケティングを始める一方で、多くの企業が切り替え時にコスト削減や生産性の向上が起こることが分かったのです。

優れたデジタルマーケティング戦略を実現するための主なステップ
会社の売上を増加させるという主な目的が定義されたら、次のステップとして、適切なデジタルマーケティング戦略を採用する必要があります。

1. 市場調査
市場調査を行って、新しい地域で売上を拡大・成長させる鍵となるターゲット層を定義します。言い換えれば、自社の製品やサービスにお金を使ってくれる可能性の高い消費者を見つける必要があるのです。
新しい市場に参入しようとする多くの企業が陥りやすい間違いは、自国での戦略やターゲット層が他の地域でも通用すると考えてしまうことです。これはまずほとんどありません。その国の文化を理解することは非常に重要であり、ある国で通用することが他の国で通用するとは限りません。

ローカリゼーションの重要性5

従来、ローカリゼーションはEコマースサイト、企業のウェブサイトに他言語を導入する対策としての位置付けが強いものでした。

しかし、近年それらのウェブサイトよりも最も重要なローカライゼーションを行うべきプラットフォームチャンネルとしてフェイスブック、ツイッター、インスタグラム、YouTube、LINE等のSNSが指摘されるようになっています。

人々はどこからお気に入りブランドの新製品情報を入手しているのでしょう?それはもちろんSNSです。ですから、SNSにおけるビジネスチャンネルのローカリゼーションが求められてるのです。

ピンチをチャンスに!

タブレットやスマートフォンの普及につれて、お店に行かなくても買い物ができる #eコマース 市場の台頭。それに加えてこのところの新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出を控えるように要請され、実店舗で思うように利益が上がらず撤退を検討している方も少なくないかもしれません。

チョッと目先を変えて #SNS チャンネルで #ターゲット となる顧客はどんな人でどのような #購買行動 をしているかを #リサーチ してみませんか?#デジタルマーケティング