Galaxy S Ⅲαにかえて1ヶ月。
LINEは昨年友人に教えてもらって以来、グループでのチャットとして楽しんできたが、最近では少しでも電話代を安くするため、他社電話会社との通話にはLINEを使って通話もし始めた。
先日、名鉄電車で女子学生が友達と別れ際に「後でLINEするね」とすでに動詞としても使われているのを耳にした。
「LINE」とは、無料で通話やメッセージが送れるスマートフォン向けアプリのことで、運営会社はNHN Japan(韓国最大のインターネットサービス会社NHNの日本法人)、2011年6月よりサービスを開始している。
「LINE」のユーザー数は1週間に200万人のペースで増加しており、5000万ユーザーを達成するのに要した期間をTwitter、Facebookと比較したデータでは、「LINE」は399日、Twitterは1096日、Facebookは1325日と急激に利用者が増加している。
10代、20代女性の利用率が高く、10代73%、20代64.8%というデータがある。「LINE」がリリースされた時、「Skype」のような無料通話アプリは他にもあった。
その大きな違いは何なのか?
「Skype」がPCサービスとしてスタートし、立ち上げる時にログインが必要であるのに対し、「LINE」はスマホアプリとしてそれを必要としないと「LINE」を運営するNHN Japanの舛田氏は述べている。
電話やメールと同じ感覚で利用できるサービス「LINE」と、人とつながるという点では競合する「Facebook」との違いは、「Facebook」のフレンドは本当の意味での友達ではないことが多く、一方「LINE」は本当に親しい人だけの関係を作るサービスだとしている。
「LINE」がそれまであったチャットとの大きな違いは「Sticker(スタンプ)」。
可愛いらしさはもちろんのこと、言葉では言いづらいことを表したり、笑わせたり、使い方はいろいろ。言葉なしでスタンプだけでのやり取りも楽しい。
携帯電話がスマホに変わりつつある中、メールでのやり取りが「LINE」に取って代わりつつあるのかも。「LINE」が登場する前に同様のアプリはあったが、ここまで利用者数を伸ばしたのはやはり「スタンプ」の存在が大きい。絵文字、顔文字などとは違う目新しさ、かわいさで、あっという間に広がった。また、次から次へと新しいスタンプが登場して、利用者を飽きさせない。
ここしばらく「LINE」の人気は高まりそう。
By Hitomatito